プロパティコントロール

プロパティコントロール

データ分析の中では適切な閾値を設定することが重要になってきます。
ドル円の為替レートを変更して損益分岐点を見極めたり、
品質パラメータのスペックラインを変更し、採算が取れそうな不良率を設定する場合です。

プロパティで変数を導入する

プロパティコントロールを使用するとSpotfire内に動的に変化可能な変数を持つことが可能です。
カスタム演算式や軸の単位などもプロパティの変化に応じて自動的に再計算されます。

プロパティコントロールを使用する事で、
様々なトライアンドエラーができますが、
色々な使い道があるため複数回に分けて紹介したいと思います。

グラフの軸を切り替える

まずは、「カラムの選択」というプロパティを使用してグラフの軸を切り替えましょう。

プロパティの作成

まずはテキストエリアを作成し、編集モードにします。
右上に「プロパティコントロールの挿入」というアイコンがあるので、
こちらをクリックすると、いくつかメニューが出てきます。
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今回は軸を切り替えるためのメニューを作成したいので、
ドロップダウンリストを選択します。
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メニューが表示されるので、新規作成します。
「プロパティ値を以下で設定」で「カラムの選択」が選択されていることを確認し、
「新規作成」をクリックしてください。作成画面が表示されます。
プロパティ名を入力後「OK」ボタンを押します。
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これでプロパティの作成自体はできました。
テキストエリアの編集を終了すると、カラム一覧のドロップダウンリストが作成されているはずです。
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プロパティの軸への設定

このリストは、変更しても何も変化はありません。
内部的にはプロパティの値は変更されていますが、
どこにも使用されていないためです。

グラフの軸に連動させてみましょう。
試しに散布図の縦軸に設定してみます。

軸の上で右クリックをするとショートカットメニューが表示されるので、
「プロパティから設定」を選択します。
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ここで軸と連動させるプロパティ一覧が選択可能ですので、
先ほど作成したプロパティを選び「OK」を押します。
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連動するグラフは複数設定することもできます。
プロパティを変更することで複数グラフの指標を同時に変更するすることが可能です。
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表示カラムを絞り込む

少し使ってみると、少々使いづらい事に気づきます。
初期設定ではすべてのカラムが表示されてしまいます。
通常見たい指標はある程度決まっているはずなので、
表示されるカラムを絞り込みましょう。

再度、テキストエリアの編集モードにして、
ドロップダウンリストをダブルクリックして編集画面を開きます。

右下に「カラムの選択」というボタンがあるのでこちらを押します。
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ここでどのカラムを表示するかしないか設定をするわけですが、
この表示設定もプロパティを使用します。
「新規」を押してプロパティ名と「規定値」(TrueかFalse)を入力してOKを押します。
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ここでTrueとFalseの違いですが、
Trueは規定ですべてのカラムを表示して必要ないものは削除します。
Falseは必要なカラムだけ選択して表示するようにします。
Trueは計算カラムなどで新規にカラムを追加した場合も自動的に表示されてしまうので、Falseの方が使い易いと思います。

「カラムの選択」メニューが表示されるので、表示したいカラムだけ「選択したカラム」に入れてください。
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OKを押すと完了です。
ドロップダウンリストには選択されたカラムだけ表示されるようになっています。
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